早稲田大学芸術学校の特徴
早稲田大学芸術学校に1年間通ってみて
自分が何を学ぶために夜間学校に通うのかよく吟味してから学校を選択しないと、決して小さくないお金と大事な自分の時間を浪費してしまいかねません。
実際に現在通っている者の意見として、 芸術学校の主な特徴とメリット・デメリットについてまとめました。一個人の意見ではありますが、参考にしてくだされば光栄です。
特徴
- 早稲田大学が運営している夜間の建築学校
- 一般的な大学の学部で履修する内容を2年間に凝縮したカリキュラムである※
- 教師や講師が早稲田大学から斡旋させられており、なかには著名な人もいる
- 建築史や芸術方面の教養的授業多い
- CADや資格対策の授業はない
※卒業制作については、都市設計科3年制コースにて卒業制作のためのカリキュラムが用意されています。ただし、建築設計科2年制のコースでは一般大学でいうところの卒制はカリキュラムに組まれていません。
◎メリット…経営母体が早稲田大学
△デメリット…高額な学費と偏ったカリキュラム
- 学費が他校に比べてかなり高い
- 学校名の通り芸術思考寄りで、実務のためのCADなどの授業は一切ない
- 始業時間が早い(18時15分)
- 近くに駐車場が少ない
実際に手を動かして学びを得る。そこから新たなる発想と着想を……。
といった古典的な学びであることが了承できる人でないと、入学後に「こんなことしたかったわけじゃない…」といったことになってしまうと思われます。
もちろん、入学してみてから思いのほか芸術思考もいいのでは!となる人もいるとは思いますが、貴重な平日のオフの時間をほぼ費やすことになるためそういった人はまれだと思います。
◎向いている人
- 資格対策以外の建築の教養を学びたい人
- 建築に対して意欲ある人とのコミニティを求めている人
◎向いてない人
- 効率的に資格を取得をしようとしている人
- 実務的な知識ソフトの習得を求めている人
建築が好きだったり、興味があり改めて勉強したい、より詳しく知りたいという人には十分な学びの場であり、環境、教師陣だと思います。しかし、効率的にキャリアアップを図ろうと考えている人は、一度公式HPや体験授業に行って自分の目で確認したほうがいいかもしれません。
自分が学校に求めているものを再度考えてみてください。